幼児向け英語教育の種類

フォニックスとホールランゲージ
英語は日本語のように、1つ1つの文字に固定した発音があるわけではないので、アルファベットだけ知っている状態で、単語を見て、見たまま読めるかというと、読めないものも多いです。
なので、単語1つ1つの読み方を個別に身につけていくというのがホールランゲージという考え方です。
その逆にフォニックスという方法があって、これは例えば「t(ティー)」は「t(トゥッ)」という風に、アルファベットが単語のなかに使われた時によくある発音のパターンをあらかじめ覚えてしまって、イキナリでもある程度単語を読めるようにしてしまおうという訓練です。
このフォニックスを身につけることによって、初見でも7割くらいの単語はなんとか見当をつけて読めるようになるといいます。あとの特別な読み方は個別に覚えていくことになります。実際には両方を組み合わせた形で学んでいくことが多いと思います。
私の経験上は、フォニックスを意識していくことで、「私は読めるんだ」という自信や英語の親しみを持ちやすいと思うし、フォニックスの教材は魅力的なものがたくさん出ているので、どんどん取り入れたいと思っています。
英会話教室のメリット
「週に1-2度教室に通ったくらいでは使える英語が身につかない」という意見もあるようですが、たしかに教室だけにおまかせで週に1-2度1時間の授業では身につかないと思います。
ですが、教室で学んだ内容を、生活の中で親子で使ってみて、英語育児のペースづくりとして利用するつもりであれば、自分に合った英会話の教室を見つけることはとても有効だと思います。
ネイティブの先生であれば、実際に外国の方との交流ということになるので、まさに英語実践の場として貴重な経験になるでしょう。英語の専門を修めた日本人講師であれば、日本人の子どもにとって英語を習得しやすい効果のある過程を教えていただける大きなチャンスになるでしょう。
いずれにしてもプロに子どもの英語をきいてもらって、常にレベルチェックしてもらっていれば安心ですし、自信もつくと思います。普段の英語教育についてもいろいろアドバイスいただけるはずです。
ごく小さいうちであれば、子どもが習ってくることも基礎的なものですし、親も子どもと一緒に覚えて家で使うことが大事です。
おまかせ、ではなくて、しっかりと学んだことを英語育児の中で活用することで、プロの講師に学ぶ大きなメリットが得られると思います。
幼児向け英語教材のメリット
乳幼児向けの英語教材は本当に様々な種類のものがあります。いくつかの教材を組み合わせてセットにしたものもあるし、DVD、CD、学習カード、絵本、テキスト、遊具、と用途別に単品で売っているものもあります。
使っている人の評判、口コミも大事ですが、まずは「自分が具体的に使えるイメージがわくか」「子どもと一緒に続けられそうか」で選んでみてはどうでしょうか。
毎日自分の好みの英語絵本を読み聞かせしているなら、単語力を補うために、絵と単語を組み合わせたカード遊びの教材があると理解が進みそうです。
自分の英語の発音にいまひとつ自信のない場合は、お気に入りの絵本をネイティブが読んでいるCDを手に入れれば繰り返し美しい発音を聞かせることができてよさそうですね。
大好きなキャラクターがいるとか、アニメのストーリーに入りやすい子であれば、良質のストーリーのDVDを繰り返し見ることで、自然に表現力が付きそうです。
自分の使いたいものがたくさんあればセットでお得に買える場合もあるでしょうし、単品で少しずつ試していきたいという場合はそういう教材を探すことができると思います。
専門家によって工夫された教材は、どうしても限られた範囲になってしまう家庭での英語教育をレベルアップし、バリエーションを持たせてくれるとても強い味方です。あくまで無理をしない範囲で、必要なものを買い求めていけばよいと思います。
親も一緒に学ぶのが学習量を増やすポイント
英語の教室や、DVD教材任せでは、決して幼児の英語教育は続かない、身につかないので、英語に自信がなくても、親が主体的に、一緒に学んでいくのが最も効果がある方法です。教室や教材で学んだ表現や単語を使って、どんどん子どもに話しかけてください。
英語の絵本やテキストを読み聞かせ、一緒にCDを聞いてDVDを見ましょう。毎日30分以上、英語を聞かせる時間を作る、そして続けることです。ここが親の努力のしどころだと思います。親の続ける意思がなければ、あっというまにストップしてしまうことなのです。
車の移動の中でCDを聞くこともできます。生活の指示を英語と日本語両方で行います。「Brush your teeth.歯を磨こうね」家の中のもの、生活上の会話はすべて日本語と英語で両方で言えるようにしていくことができます。1つ1つ親子で学んでいけばいいのです。
自分だけで続けるのが大変だからこそ、教室や教材、テレビ番組やゲーム、そして良質の多読用テキスト、絵本の存在が重要になってきます。おもしろい、やめられないという回路を作って学習量をキープするのが親の仕事なんですね。
そして親子で達成感を味わうのに、海外旅行はもちろんとてもよい経験でしょうし、児童英検などで力試しをしたりするのも励みになるに違いありません。