英語教育の変化

小学校で英語教育開始
小学校の英語活動が2011年度から小学5、6年で必修化されることはご存じだと思います。いよいよ小学校で英語を学ぶ時代が来ましたね。今まで各小学校ごとにまかされていた英語活動ですが、今後は全国共通の「英語ノート」という教材で、計285の単語と、中学1年レベルの50の表現を教えるそうですから、かなり「習得」に力が入っている感じがします。
小学校からの英語教育導入にあたっては、小学校3年生くらいからの英語の授業も検討されていたくらいなので、この必修化を皮切りに、英語教育への関心は低年齢化していくことは間違いありませんね。
この小学校の英語活動では「話す・聞く」が中心で、「書く・読む」ことは目的にしていないようです。しかし、「話す・聞く」力をつけるためにも、家ではしっかり英語の本を読ませ、読解力、単語力をつけてあげたいですね。
そんなにおおげさな変化ではありませんから、あまりあせってお金や時間をかける必要はないと思います。しかし、全体の英語レベルの引上げに国が本気になったということではあるので、地道に力をつけるよう、英語に触れる習慣を続けたいですね。
中学英語でつまずくケースとは
ある調査で見ましたが、中学になるまで特に英語をやっていない家庭で、現在の中学生の親が感じるのは、「もう少し前から英語をさせておけばよかった」ということだそうです。
ただでさえ各科目の内容が難しくなり科目数も増えたなかで、英語をイチから身につけるのは、忙しい中学生活の中でずいぶん負担がかかるといいます。それでも、中学までにきちんと学習習慣がついている子は中学英語の授業についていけるのですが、難しい年頃でもあり環境の変化にとまどっているうちに、英語が苦手、嫌いになってしまうケースも残念ながらよくあるようなのです。
中学になってまで親が勉強を手伝うのはおかしいという考え方もあるようですが、特に最初は教科書の音読を聞いてあげるなどして、英語学習のペースをつかむまでは付き合ってあげる必要があると思います。
私の周りでは、小学校の頃から英語を何らかの形で習っている中学生とそうでない子では、英語の取り組み方や自信がまったく違います。少なくとも、アルファベットとローマ字だけでも、中学入学までにマスターしていくことで、ずいぶんスタートが楽になると思います。
小学生の習い事としての英語人気
英会話スクールだけでなく、小学生向けの学習塾でも英語を教えるところが増えてきました。我が家から歩ける範囲でもいくつも教室がありますよ。
小学校に通ううちの娘の周りでも英語を習っているお友達がたくさんいます。高学年になるにつれ、ますます周囲の英語人口は増えそうです。通信教育、パソコン教材も人気で、小学生の習い事として、英語教育は大きな存在感をみせています。大手の教室から出されている子ども向けの英語講師の求人広告もよく見ますから、どんどん教室は増えていくのでしょう。
英語を小学生から学ぶのが特別なことでなくなり、勉強方法も選択肢が豊富になったことはとてもいいことだと思います。小学校での英語必修化を受け、今後ますます、英語関連の習い事はポピュラーになりそうですね。
小学生になってから初めて英語を学ばせる場合も、まずは親が小学生の英語教育についてよく情報を集め、家庭に合った方法を慎重に選ぶのが大事だと思います。英検を目指す場合と、英会話力をつける場合では行く教室も変わってきます。両方のタイプを見学して検討してもいいですね。
いくつからでも遅くはない英語学習
英語は初めてからずっと続けることが、大事です。
英語力を付けて維持発展させるということなので、途中でやめることが一番もったいなくなるべく避けたいことです。
そして、事情により中断してしまっても、また始められる時に初めて、続けていけばいいのです。幼いうちに学んだ分は忘れてしまっているかもしれませんが、また学び直すうちに取り戻していけます。
なので、絶対に乳幼児期からがいいとか、小学生からいいとか、中学では遅いとかそんなことはなくて、始めたいときに始めるのがだれにとっても一番いいのだと思います。英語力を身につけるのに手遅れということはないのです。
中学から学校で学んだだけの英語でも、社会人になってさらに勉強し、仕事で英語を使っている人はたくさんいます。定年退職後、海外に行くために英語を学ぶ人もたくさんいて頑張っておられます。おじいちゃんと孫が一緒に英語の本を読みあいっこするのも、素敵ですよね。
人と比べたり、できなかったことを悔やんだりする必要はまったくなくて、自分の英語を自分のペースで身につけて行けばいい。ちゃんと頑張る人には、その人に必要な先生や教材に、よいご縁ができていくものだと思います。